川崎市議会各派との意見交換を実施
市への要望書提出の前に、市議会各派との意見交換を行いました。多くの会員から精神障がい者当事者とその家族を取り巻く厳しい現状とその改善に向けた諸課題を訴えました。市議会議員の皆様に十分ご理解いただけたと思っています。
・令和元年7月9日(火) 公明党
・令和元年7月9日(火) みらい川崎
・令和元年7月12日(金) 自民党
・令和元年7月24日(水) 共産党
川崎市に令和2年度に向けた要望書を提出
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市議会各派との意見交換を経て、8月15日に市健康福祉局に説明を行い、要望書を提出しました。
冒頭、理事長が、昨年の50周年記念行事へ支援・協力への感謝を述べるとともに、各区の精神保健係新設、市の精神障がい者の雇用等を評価し、地域包括ケアシスに期待する旨の挨拶を行いました。
重点要望事項として、在宅の精神障がい者とその家族に対する訪問型医療・福祉サービスに関する丸ごと支援の改善・充実および精神障害者に対する実態調査の実施、あやめ会調査への協力・支援他を要望しました。
その他の要望事項として、継続事項を含む精神医療、精神保健福祉およびあやめ会活動への要望等、多様・多岐にわたっています。詳細は、添付PDFをご覧ください。
川崎市から回答
川崎市から令和2年3月6日付の回答書が交付されました。要望全項目に詳細で丁寧な回答でした。例年は市当局からの説明と意見交換が行われるのですが、今回は新型コロナウィルスの影響で中止となりました。回答の主な事項は次のとおりです。
精神障害者やその家族を対象とした訪問支援、障害者との共生社会の実現、障害者への差別偏見の解消等については引く続き推進する。障害者の経済的負担の軽減、福祉施策の拡充等は国への要望を継続するとともに今後も検討していく。
市からの回答書の概要は、あやめ通信56号(修正版)をご覧ください。