令和3年度に向けた川崎市への要望活動

本年も、令和3年度に向けた川崎市への要望活動を行いました。例年ですと、市議会各会派との意見交換を経て、市に内容を説明し、要望書を提出するのですが、今年はコロナ禍のために、各会派には要望書をメール送付し、市の健康福祉局にも説明を行わずに提出しました。

今回の要望書では、コロナ禍に備える喫緊の要望として、第1次新型コロナウイルス感染拡大での精神医療・福祉の課題について、第2波や第3波に向けての対応を令和3年度を待たずに実施するように要望しました。

重点要望事項として、精神的不調を抱える人を医療に繋げるための在宅相談・支 援の充実、訪問型福祉サービス及び家族丸ごと支援体制の充実、精神医療及び福祉サービスのワンストップ化の推進、当事者や家族が安心安全に滞在できるショートステイ施設の拡充を要望しています。

その他の要望事項として、継続事項を含む精神医療、精神保健福祉およびあやめ会活動への要望等、多様・多岐にわたり要望しています。詳細は、PDFファイルご覧ください。

川崎市から回答

川崎市から令和3年3月12日付の回答書が交付されました。要望全項目に詳細かつ丁寧な回答がありました。例年、回答書交付にあたり、市当局から説明があり、意見交換を行うのですが、今回はコロナ禍のために行いませんでした。回答の主な内容は次のとおりです。

喫緊の要望事項であるコロナ禍への備えに関して、医療体制については県との協力で、当事者・家族への対応・支援については関係部署・機関が応じていく。

精神的不調を抱える人の支援、家族丸ごと支援の充実、精神医療と福祉のワンストップ化等について、寄り添った対応を進めるために関連機関との連携強化等を図っていく。その他の要望事項についても、引き続き推進する、今後も検討していく。

市からの回答書は、「市からの回答書部分をクリックするとご覧いただけます。