あやめ会の活動内容

1.理事会・評議員会

■理事会

理事会は、運営に関する重要な課題を審議し、その方針を決定して、具体的な活動に繋げてまいります。平成26年度の理事会は、6月、7月、9月、11月、12月、3月の6回開催しています。
7月、11月の理事会は、精神障がい者に対する差別・偏見をなくすための啓発活動についての陳情書の提出、ホームページの開設等のため臨時に開催しました。
平成26年度の主な審議事項は、平成26年度理事会審議事項一覧をご覧ください。

■評議員会

評議員は6単会と4事業所からその代表が選出され、毎月原則第1土曜日に18~19名の評議員が集まり、評議員会が開催されています。事業計画を具体的に推進するために、活動報告や検討が行われています。

2.要望活動

本年度も会員の要望・意見を踏まえて、市への要望活動を行いました。こ れまで当会の諸要望に対し、重度障害者医療費助成の適用やバスの無料化の実現など改善が見られますが、重度障害者医療費助成の対象から、入院医療費や手帳1 級所持者以外が除外されているなど、多くの課題が積み残されています。
さらに、精神障がいと身体・知的障害等との障がい種別間の格差が大きく、法的には福祉サービスの一元化が謳われているものの、抜本的な格差是正は今なお行われておりません。具体的には、前述の重度障害者医療費助成の適用範囲、 JR・私鉄運賃の割引、障害者雇用、手帳の更新手続きなどに著しい格差が見られ、これら課題解決に向けた対応が求められております。
さらに、昨年のグループホーム反対運動に見られるように、精神障がいに対する差別・偏見が今なお存在している現実に対して、差別・偏見をなくすための、官民一体となった啓発活動の取組を強力に展開することが求められます。
併 せて、平成28年度予算への要望に当たっては、近年の障害者総合支援法の施行、精神保健福祉法の改正及び障害者差別解消法の制定等により、精神障がい者を 取り巻く環境は着実に改善されるものと期待されますが、精神障がい者及びその家族が安心して暮らすことができる社会の構築に向け、焦眉の急とも言える地域生 活への移行支援、家族への支援、アウトリーチの積極的な導入、地域移行の受け皿となる住まいの場(グループホーム等)の確保などについて、さらなる施策の 充実強化が求められます。
すでに、川崎市議会各会派とのヒヤリングを終え、平成27年8月11日に「平成28年度に向けた川崎市長への要望書」を川崎市健康福祉局障害福祉部精神保健課長に提出しました。

平成28年度に向けた要望書    なお、詳しくは、「行政への意見・要望活動」をご覧ください。

3.訪問活動

ひきこもり対策として、市民ボランティアの協力の下で、自宅でひきこもりがちな方へ居場所 の提供や交流活動を行っています。また、ボランティアが当事者に月1・2回の戸別訪問をする活動も行っております。この訪問活動事業は、あやめ会から受託 して行う「窓の会」の基幹的な活動の一つとなっており、さらなる充実を図るよう努めております。事前に専門家が当事者・家族と面談して、訪問の是非や具体 的な内容などを決定します。訪問活動を通じて、回復が進むケースが多く見られています。なお、制約上、訪問は原則として、あやめ会会員の家族を対象として おります。詳しくは、「『ひきこもり支援』窓の会」をご覧ください。

4.「心の健康」相談

相談事業の内容は、研修を受けた会員が毎週月曜・金曜日午前10時~午後4時の間、電話や面接で相談を受けます。研修も浜家連と協力して回数を増やしていきます。また、各単会へ相談員の育成について働きかけます。詳しくは、「心の電話相談」をご覧ください。

5.家族学習会・公開講座

大半の時間帯、当事者と接し、事実上、当事者を支えている家族を元気づけるために、必要な知識・ノーハウを提供する共に、地域の方にも精神疾患についての正しい理解が得られるよう、家族や地域の方を対象に、学習会(2回)や公開講座を開催します。多くの家族の方や地域の方に有益で、大勢の方に参加していただけるよう学習会・公開講座の充実に努めます。
詳しくは、「家族学習会・交流研修会・公開講座・SST研修会」の「1.家族学習会」「2.公開講座」をご覧ください。

6.交流研修会

当事者とその家族を対象とするだけではなく、ボランティアや一般市民にも精神保健福祉施策の重要性を理解していただくための研修です。誰もが安心して暮らせる地域社会のあり方を学ぶことを通して、当事者・家族と地域の人との交流を促進するよう努めます。
詳しくは、「家族学習会・交流研修会・公開講座・SST研修会」の「3.交流研修会」をご覧ください。

7.SST研修会

対人関係を上手く行えるようにしたり、新しい対処の方法を習得したりすることによって、社会生活技能を高めることを目的に学習をするものです。ソーシャルスキルトレーニング(social skill training)の頭文字をとってSSTと呼ばれています。
詳しくは、「家族学習会・交流研修会・公開講座・SST研修会」の[4.SST研修会]をご覧ください。

8.地域活動支援センター等の運営

当会が運営する地域活動支援センター(窓の会、みなみ作業所)や共同生活援助事業所(ホームAYAME、あやめサボール)のさらなるサービスの向上や活性化、施設の環境整備及び運営面での改善に努めてまいります。

9.広報活動

あやめ通信を年4回発行して、心の健康相談、学習会・研修会及びバスハイク等のあやめ会活動、窓の会の活動、組織母体である6単会の活動、及び国・県市における精神保健福祉施策の動向などの情報を提供しています。
同通信は会員相互の情報サービスであると共に、一般市民にもあやめ会活動を知っていただくための広報誌です。
なお、情報のネット化に対応して、平成26年12月度にホームページを開設をしました。
また、あやめ通信の最新号の目次一覧については、「あやめ通信」をご覧ください。

10.レクリェーション活動

あやめ会、窓の会及びホームAYAME・あやめサボールとの共催で例年、バスハイクを行っています。
メンバー、家族、支援者などが集い、親しく寄り添いながら、趣向を凝らした見学や会食を一緒に楽しむ日帰りバスの旅です。

平成27度は、10月21日(水)に山梨・御坂農園へのブドウ狩りへ行きました。ブドウ狩りやバーベキューを楽しむことができました。
好天に恵まれ参加者は76名でした。

平成26年度では、10月15日(水)に東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)へ、約80名(メンバー38名、家族36名、支援者5名)の参加を得て、バス2台 に分乗して行きました。生憎の小雨混じりの天気でしたが、昼食は屋内でのボリュームあるバーベキューを満喫し、ブルーサルビアが一面に咲く広い園内の散 策、こども動物園の見学、みかんや椎茸狩りも楽しめ、復路では「海ほたる」でゆっくり休憩することができ、日頃の疲労回復とストレス解消、それに翌日から の英気を養うことができました。ここ5年間に実施しましたバスハイクは以下のとおりです。

レクリェーションの過去5カ年間の実績

年度 年月日 行き先 昼食・見学等 参加者数 備考
26年度 26年10月15日 東京ドイツ村 バーベキュー 79名 福祉バス2台
25年度 25年10月22日 八景島シーパラダイス バイキング、水族館 83名 福祉バス2台
24年度 24年10月23日 横浜中華街
ズーラシア動物園
中華街で昼食、動物園 58名 福祉バス2台
23年度 23年10月18日 新江の島水族館 水族館見学 89名 福祉バス2台
22年度 22年10月12日 三溪園 84名 福祉バス2台
21年度 21年10月20日 マザー牧場 83名

11.他団体との連携

神奈川県における精神保健福祉家族会の連合会である「じんかれん」とは、連携して、活動を行っています。
当会からは理事(副理事長)、運営委員(2名)を送り、じんかれん活動への直接的参画(平成26年度における運営委員会、理事会、部会延べ参加数32回)ほか、「県民の集い」やじんかれん研修会の開催協力、電話相談員の分担、要望事項の連携した作成等を行っています。
そのほか全国組織であるみんなネット(全国精神保健福祉連合会)主催の全国大会(今年度は福岡市で開催)等への参加、地域の障害福祉団体が行う行事、会議等(28回)へも積極的に参加をしています。